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2010年8月

2010年8月27日 (金)

それはあまりに突然で。

 

その日の海は心地良い風が吹いていた。

 

晩夏。

 

そんな言葉をすんなりと飲み込める程ではないにしろ、

一時期の肌を焦がす様な激烈な陽射しは感じられなかった。

 

 

8月22日(日曜日) 中潮

 

眠れたのか眠れないのか。

釈然としないまま山登りを始めて、ふわふわした感覚で磯に立っていた。

 

夜明けが近いとは言え辺りはまだ真っ暗で、

押し寄せる波の音に少し不気味さを覚えた。

 

僕はヘッドライトの灯りを頼りにのんびりとタックルをセットして・・・・・

じきに日の出かという頃。

 

青物相手に挑戦状を投げつけた。

 

潮止まりで魚も食い渋る時間帯に入っていたものの

食い意地の張ったヤツが居るかも知れないじゃない、と。

自分勝手な理由と、欲をぶら下げたロッドを振りかざし続けた。

  

下げに入り、潮もいい感じで流れ始めたが何も出ない。

トップからミノー、そしてメタルジグ。

自分の引き出しの殆どを開けてしまっても尚、結果は出ない。 出せない。

   

釣ろう釣ろうと思っている時に限って、そんなもんだ。

 

 

いつになくフルロックのドラグがお気に召さないのかしら?

そう思い、少し緩めてみる。

 

まぁ、そんな事で振り向いてもらえるワケも無く(笑)

 

やがて諦めムードも漂って来た頃。

何の気無しにちょっと遠めの沖へポッパーを放り込んで水を噛ませる。

 

 

 

突然だった。

 

潮下から何かが猛スピードで突っ込んで来たと見えたが早いか、

バァァァァァン!!!!! と、まるで海面が炸裂するかの様な水飛沫が上がった!

と同時に一瞬ロッドをひったくられる。

 

あまりに不意なバイトに驚くも、鬼の如くアワセを叩き込む!

 

一体何だ!?

 

  

じゃーーーーーーーーんぷ!

  

はいもう一回。

 

じゃーーーーーーーーんぷ!

 

もう一回行っとこ。

 

じゃーーーーーーーーんぷ!

 

シイラだぁっヽ(´▽`)/

 

右に左にと魚体が舞う度にロッドを倒したり起こしたり、僕は夢中になった。

  

どうにかバラさずに寄せて来れたまでは良かったものの。

どうにも重くて抜き上げられそうにないので、水際近くでリーダーを掴んでキャッチ。 

取り込みに手こずってしまい魚体はズタボロ (ノ_-。)

 

100822_074201

携帯でパチリ。

ジュンジさんへの嫌がらせメール送信完了(爆)

 

そしてこれっきり、澄み潮の穏やかな海がざわめく事は無く・・・ 

持ち帰る事にしたシイラをロープで担いだ僕は、帰り道には汗だくに (||´Д`)

 

ゼエゼエハァハァ言いながら、キープした事を後悔してみる一方で、

子供達は驚いたり喜んだりしてくれるだろうか? などと

肩越しの重みに色んな思いを上乗せしながら歩き続けた。

 

Photo

デジカメで撮っていなかったので捌く前に自宅でパシャリ。

実はメーターオーバーだったなんて!(・oノ)ノ

 

Photo_3

娘との共同作業でフライ作りを楽しんで・・・ 

オフクロの手作りピーナッツ豆腐を、これまた手作りのタレで頂きませう (*゚▽゚)ノ

 

 

そしてこの日、遅れて帰宅した息子が写真を見て放った衝撃の一言。

 

「 10メートル!? ( Д) ゚ ゚ 」

 

 

愛しい息子よ・・・ 

残念ながら君の父親は、歴史にこの名を刻む事など無いのだ(笑)

 

 

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2010年8月 8日 (日)

それでも水際に立つしか術は無く。

 

日曜日にはどうしても釣りに行きたかった。

だから前日に催された仕事関係のバーベキューではアルコールを遠慮した。

 

酒は好きでも強くはない。

基本的に普段は一滴も呑まない生活を送っているので、

たまに呑むと翌日に響くし、勢い余ってハシゴしてしまう恐れがある(笑)

 

アルコール抜きとは言え、会場では釣り好きな方々との会話が弾み

釣りに行きたいという気持ちに拍車をかけた。

 

 

8月8日(日曜日) 曇り(時々結構な雨)  中潮

 

なんだか十分な睡眠も摂れないまま、支度を済ませて出発。

 

時間は午前3時過ぎ。 

毎週の様にアスファルトは濡れている。

 

今日は単独釣行。

目指す先に待つ人も居ない。

ましてや弾む会話など。

 

現場に着いた僕は黙々と磯へと向かった。

 

が・・・・

 

本日、横風の爆風 (・ω・)

来た事を後悔させられそうな程に吹き荒れていて、 

岩で砕けた波飛沫が雨の様に降り注ぎ、到着早々に半身ずぶ濡れになった。

 

来なければ良かったのかも知れないが、来てみないと判らないし。

 

ポッパーを投げてみても案の定、

ラジコンの様に滑りながら帰って来る( ̄▽ ̄;

 

少しでもまともに引けそうな方向にミノーを投げてみたものの、

複雑に巻き込む様な風がロッドとラインを揺さぶる。

手元に伝わる感覚が引き抵抗なのか何なのか、僕にはワケが分からない。

 

そうしているとルアーの直後で魚が飛び出した!

視界に入ったのは黒い尾鰭。

 

ヒラスズキ、痛恨のミスバイト (_´Д`)ノ

 

遂に御対面は叶わなかったものの、ヤル気のある魚が居る事は分かったので

今にもへし折れそうなモチベーションを保つキッカケに変えてみる。

 

 

潮位が少し下がった頃。

若干・・・ほんの若干、風が弱まった気がしたので、

それまで投げていたメタルジグをポッパーに換えてキャストを繰り返す。

 

もう少しで回収という所でワンアクションを入れて止めたかな・・・って時だった。

 

ちゃぷ・・・

 

ん? 何かルアーにじゃれた?

と思った瞬間ゴボッ・・・

 

ロッドが絞り込まれた!

 

うをっ・・・!?

ドラグの音と共にラインが引き出され始めたものの、

いつでも応戦上等!みたいな体勢だったので負けたりはしない(笑)

 

一気に根に潜って行こうとする魚をロッドのトルクで抑え付けて主導権を奪取。

いやぁ、相も変わらず柔らかくてコシのあるロッドだ(´・ω・`)

 

すぐ目の前でのヒットだった事も手伝って軍配は僕に。

 

しばらくタイドプールに放しておいて、帰り間際にヒットルアーと記念撮影。 

007

先週とサイズはほぼ同じ。

 

結局はこの一尾で終了。

時を負うごとに風も波も強くなって来て、

大量の雨を抱えた雲までもが頭上に届きそうだったので逃げるように撤収。

  

本音を言えばあと一尾出て欲しいところだったが、

僕の場合、欲を出すとロクな結果にならないので |ω・)

 

ともあれクーラーボックスの中身が氷だけじゃなく帰れるのは嬉しい限り。

  

先週のネイゴは、オフクロがとても喜んでくれた。

今週もまた、それはそれは喜んでもらえましたとさ  (゚▽゚*)

 

しかし・・・

毎週の様に釣果を待ち望むオフクロではあるが、

散歩みたいな軽いノリで出掛けて行って釣っていると。

  

息子の苦労を勘違いしている感は否めない (ノ_-。)

  

「 母上、それがしは崖を登ったりしております 」

などとはクチが裂けても言えないのだ(苦笑)

  

 

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2010年8月 3日 (火)

真夏。  熱は加速するばかり。

 

8月2日(日曜日) 中潮最終日

  

午前3時。

何かにゆすり起こされる様に、ハッと目を覚ます。

 

昨夜の内、いつの間にやら眠りに就いたらしく

部屋では僕を起こそうと、携帯電話がアラーム音をがなり立てている。

  

僕は中途半端だった準備をバタバタと締めくくり、曇り気味の夜空の下を走り始めた。

 

道中、凄まじい土砂降りに見舞われたり、

山を抜ける途中の深い霧に視界を遮られたり。

おまけにどう見ても酒気帯びだろうというヌルい車が走る追い越し禁止区間・・・

ガソリンを大量に消費しようとするも、ことごとくスローダウンを余儀なくされた。

 

そしておよそ一時間後、この日の舞台入り口に到着。

 

一緒に磯に立つ約束をしたTAKEさんサト君の到着はもう少しアト。

会うのは実に一年振り。

 

二人が来る前に磯へと歩を進め、

崖の梯子を引き上げておく約束だった気がする(爆)

 

てっぺんにリポDを置いておくから、

よじ登って来たらシャウトしてね (*゚▽゚)ノ”

 

それだと二人がキツイ思いをするのではないか?

 

そんな事、僕は知らないし、他に良い方法なんて思い浮かばない |゚з゚) 

 

無い袖は振れないって言葉がある。

そう・・・

 

無い知恵は出せないのだ (´・ω・`)

  

まぁ、梯子を引き上げたりはしなかったけど(笑)

 

 

それにしても磯には爆風が吹き荒れた・・・

追い風とは言え荒れる様な風波は、ポッパーをなかなか受け入れてはくれなかった。

 

TAKEさんとサト君が合流してからも、風が弱まる気配は無く。

 

海神様はご機嫌斜めなのか?

 

どうしたものかと考えてみたのだけれど・・・

 

  

 

TAKEさんを海に突き落として供物にしよう (゚▽゚*)

 

これがヒラメキってやつか

 

さようならTAKEさん、ありがとうTAKEさん 。゜゜(´□`。)°゜。

 

パアァッパパアァ・・・( `・ω・´ゞ

 

まぁ、可愛げのある冗談でやんす (ノ∀`)・゚・。 

 

 

さて、爆風の中を懲りずに投げ続ける面々。

魚からは一切のコンタクト無し。

 

今日はダメなんじゃなかろうかと半信半疑になり始めた頃・・・

 

海面に近い所からポッパーを投げていた僕。 

ルアーの水飛沫を見逃すまいと集中。

 

そして数回目のアクションのあと・・・

 

ゴポッ・・・

 

出たっ!?

 

一瞬ためたアワセの直後、ロッドが弧を描く!

 

乗った!

 

「よっしゃぁぁっ!!!」

 

ロッドを立ててゴリ巻きゴリ巻きぃぃぃ!!!

結構な力で抵抗されるけれど、お構い無しにゴリ巻きゴリ巻きぃぃぃ!!!

もう一発アワセを喰らわしてやろうかと思ったけれど、

手前の岩場付近で潜られて擦れる嫌な感覚が一瞬伝わって来たので、

こっちに出て来やがれとゴリ巻きゴリ巻きぃぃぃ(爆)

 

最後は・・・

うをらぁぁぁっっ!!

と振り回すように抜き上げて背後のタイドプールにドボン!

と同時にフックが外れた (〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.

 

Photo

お久しぶりのネイゴさん、いらっしゃぁい♪ヽ(´▽`)/

 

Photo_2

45センチ(自宅で撮影)と控え目ながら、感激の一尾 (゚▽゚*)

 

しかしこの一尾に気を良くして投げまくるもそれっきり・・・

チェイスはあれどもバイトせず・・・

無念 (ノ_-。)

  

 

ところで。

しばらくして場所移動していたTAKEさんだったのだが。

 

移動先できっちりハガツオを2本ゲット!!

すっかり機嫌も良くなっていたのだった Σ(゚□゚(゚□゚*)

 

遠目にクーラーを抱えて歩く姿が見えてはいたのだが・・・

まさかハガツオを釣っているとは露知らず。

 

あまりの暑さにクーラーの中で溶けた氷水を頭からかぶる算段か、

クーラーの中に潜り込んで涼む作戦か、

はたまた海に放り投げたクーラーにしがみつき、

救助を求める作戦の段取り中のどれかだろうと思っていた(爆)

 

  

その後、山深い渓へニジマスを探しに行った僕らだったが、

増水と先行者の為か、あまり良い釣果は望めないまま納竿。

 

僕の行きつけのラーメン屋での昼食を最後に、お開きとなったのだった。

 

そう言えばサト君はハガツオが出ないか狙って帰るって言ってたな。

TAKEさんから煙草代300円で譲ってもらえば良かったのに(笑)

  

 

う~ん。

久しぶりに皆で釣りして楽しかったなぁ・・・(*´σー`)

何より皆さんとは久しぶりだったし。

 

毎回こんな風に時間を忘れられると最高なのだけれども (゚ー゚*)

 

しかしこの釣りは刺激が強くてたまらない。 

釣りから帰って来た夜に、もっとでかいカンパチが出る夢を見たっけな・・・

 

 

出せる知恵は無くとも、夢だけは溢れて止まないのである(笑) 

 

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